統合失調症の経過について

統合失調症の三段階の経過パターン

①前駆期 → ②急性期 → ③回復期

統合失調症は、①前駆期 → ②急性期 → ③回復期 の流れで経過していきます。
どの段階であっても、その時期の症状が慢性化することがあり、寛解したあと再発する事もまれではありません。

前駆期について

前駆期は、青年期におけるアイデンティティ確立の努力が契機になって生じる事が多いといわれています。おとなしく目立たなかった若者が、突然目覚めたように活発になり、勉強に熱中したのち、不安、緊張、焦りが次第に強くなります。抑うつ症状、対人恐怖、脅迫症状などの神経症症状や不眠、倦怠感、頭痛、動悸、胸痛、吐き気、食欲不振、下痢、便秘などの身体的不調が加わることもあります。

急性期について

急性期になると、患者さんを中心に世界が回り始めます。この急性期は1.2か月続いたのち、回復過程に移行します。急性期の症状としてあげられるのが、妄想知覚や幻覚になります。また、自分の考え、行動、感情が外部に筒抜けになっていると感じます。

回復期について

回復期の前期は、活力の低下や過剰な睡眠が目立つ時期です。それとともに、焦りが強まるのも重要な特徴のひとつになります。
抑うつ症状が目立つ場合もあり、そのときは【精神病後抑うつ】とよばれています。

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