生活技能訓練(SST)について

生活技能訓練【SST】とは、 リハビリテーションの専門用語のひとつで、患者さんがまだ入院中から行われることの多いリハビリテーションの事です。生活技能訓練【SST】は米国・カリフォルニア大学のリバーマン教授が始めた【認知行動療法】です。

元気なOLSSTとは【social skills training】の略で、日本語では生活技能訓練と言います。このSSTでは、 訓練で社会生活の中のとまどったり、困ったりすることの多い場面を具体的に想定し、解決するための技能を練習していきます。SSTは患者さんの生活支援のために行うのですが、ベースには、社会や環境から受けるストレスをやわらげる方法を患者さん自身に会得してもらうという考えがあります。ストレスに負けない方法を身につけることは、脳機能の障害を克服し、統合失調症の回復を目指す上でも重要だからです。SSTを始めるときは、スタッフが患者さん一人ひとりと、どんなことを練習していくか、話し合いながら決めていきます。統合失調症の患者さんが、最も解決したいと望んでいるのは、対人関係ということが多いため、人とのつきあい方や、ふるまい方などが、テーマとしては多くなります。

SSTの方法

生活技能訓練【SST】の方法としては、なるべく具体的な場面を想定して行われます。その場面での話し方、ふるまい方などを一緒に参加しているメンバー同士でモデルになってみて、コミュニケーションを交わし、評価し合い練習していきます。生活技能訓練【SST】で練習するのは、対人関係以外にも、毎日の基本的な技術も練習します。体や服装を清潔に保つ、お金を自分で管理する、買い物をする、料理や掃除、洗濯をする、日中の時間を上手に使う、といったことのすべてが、練習の対象になります。

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