統合失調症の基本症状は、妄想と幻覚(幻聴)になります。ほかにも様々な症状がありますが、物事の考えをつなげる働きに障害がおこるところに統合失調症症状の本質があります

統合失調症とは

統合失調症症状

統合失調症初期症状

統合失調症の初期症状は、身体感覚の変化があります

症状の診察
統合失調症の初期症状で多のが、身体感覚の変化です。

身体感覚の変化とは、疲労感、体の痛み、うずき、頭痛、体を思うように動かせなくなるといった症状になります。


睡眠パターンの変化も、統合失調症の初期症状によくみられます。
眠れなくなる、寝てばかりいる、起きるのが不規則などの症状になります。



統合失調症症状一覧

妄想(妄想とは、誤った考えを、根拠もないのに確信している状態)
統合失調症では、被害妄想がよく見られます。誰かに見張られている、尾行されている、盗聴されている、自分の噂をされている、自分のことが放送されているといった内容の妄想です。いかにその考えが誤ってるのかを説明しても理解をしてはもらえません。また、脳が腐っている、癌になっている、腸がとけているなどという身体に関する妄想もみられます。
幻覚 (幻覚とは、五感を刺激するものがないのに、あるように知覚する現象です)
統合失調症の幻覚では、もっとも多いものです。非難したり、命令したりする声が聞こえてきたりします。複数の人が自分のことを話し合っているのが聞こえることもあります。幻聴と会話することもあり、誰かと話している感じの独り言を言います。幻聴から被害妄想が生じることがあります。見えるはずのないものが見えるのが、幻視です。
考えがまとまらない
考え同士のつながりが悪くなり、何を言おうとしているのかが、わかりにくくなります。ひどくなると支離滅裂になり、何を言いたいのかさっぱり理解できなくなります。考えが急に中断され、突然何も言わなくなることもあります。
感情の動きが乏しい
喜怒哀楽に乏しくなり、周囲に対して無関心、表情も乏しくなってきます。
行動障害
興奮して騒いだり、独り言を言ったり、おかしくもないのに笑ったり、あちこち歩き回ったりする事があります。
閉じこもりがち
人間関係が少なくなり、自分の世界に閉じ込もって暮らします。家からほとんど出なくなったりします。
意欲がなくなる
やりたいという気が起きなくなり、一日中ごろごろして退屈を感じなくなります。
自分のことを自分でやっているという感じが無くなる
自分の考えや行動は、普通は、自分がやっていると思っています。また、頭で考えたことは、しゃべらない限り、他人に漏れる心配はありません。統合失調症では、この点でも問題が出ることがあります。自分の考えが相手に分かってしまう(考想察知)・自分の考えが周囲に知れ渡っている(思考伝播)・考えが抜き取られる(思考奪取)・考えを入れられる(思考吹入)・自分の体験が他者によって操られている(させられ体験)
学習能力の低下
学習能力は、発病前に比べてかなり低下します。そのため仕事の能率が落ちたり、学校での成績が下がったりします。病状が落ち着いてきて仕事を探す時には、自分の状態にあったものを探した方がいいと思います。

統合失調症の本質とは

物事の考えをつなげる働きに障害が起こる現象が、統合失調症の本質です

統合失調症の基本症状は、「妄想、幻覚、幻聴」になります。
※精神分裂病から統合失調症へと病名が変更になったのも、物事の考えをつなげる働きに障害が起こるところに【統合失調症】の本質があるためです。

統合失調症の陰性症状と陽性症状

統合失調症に症状には陽性症状と陰性症状があります

陽性症状
【妄想】や【幻聴】や【興奮】などの目に見えてわかる症状
陰性症状
目に見えて分かる症状ではなく、【引きこもり】や【不登校】などの形で始まり、そのうちに、だんだんひとり言を言ったり、奇異なこだわりをしめしたりするような症状です。

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